日本やアメリカで活躍した国際的映画俳優の早川 雪洲(はやかわ せっしゅう)さん。
実は早川雪洲さんには身長にまつわる意外な逸話(エピソード)があります。
この記事では、俳優・早川雪洲さんの身長と、業界用語として使われる「セッシュ」(踏み台)についてまとめました。
早川雪洲の身長は?
まずGoogleで「早川雪洲 身長」と検索すると、171cmと出てきます。
ただ、ネットで調べると、約172cmという情報や、175cmだという情報、自称五尺七寸(約173cm)だったが実際は5フィート6インチ(約168cm)だったといった情報がありました。
どれが正解なのかはわかりませんが、身長170cm前後であったことは間違いないようです。
当時の日本人としてはそこまで身長が低いわけではなかったかと思われますが、体の大きい外国人と比べるとどうしても小柄な方になりますね。
業界用語「セッシュ」(踏み台)にまつわる逸話
早川雪洲さんの身長に関して興味深い逸話があります。
映像・TV業界で使われる業界用語に「セッシュ」(または「セッシュー」)という言葉があるのですが、この「セッシュ」という言葉の由来は実は早川雪洲さんの名前、“雪洲(せっしゅう)”からきているということなんです。
早川雪洲さんはアメリカ人の女優さん(特にヒールを履いたりすると)より背が低かったので、二枚目役として様になるように踏み台の上に立たせて撮影を行ったそうです。
このことを「セッシューする」と呼んでいました。
ただこれは早川雪洲さんが登場してから始まったことではなく、当時はよく行なわれていた撮影手法で、早川雪洲さんだけが踏み台を使っていたというわけではありません。
「日本人は身長が低い」という偏見を暗に意味した一種の“スラング”として「セッシュ」という言葉が広まったようです。
その後ハリウッドのみならず、日本や世界各地で業界用語として「セッシュ」が使われるようになりました。
ちなみにその踏み台自体は「セッシュー台」や「箱馬(ハコウマ)」と呼ばれるそうです。
まとめ
業界で使われる「セッシュ」という言葉は、何故セッシュと呼ばれるのか、これで明確になったかと思います。
早川雪洲さんは、海外でも非常に知名度が高かったが故に、皮肉にもあまり良くない意味でも名が残ってしまいましたね。
しかし、早川雪洲さんが日本が世界に誇る国際的なスター俳優であったことは間違いありません。
以上、早川雪洲さんの身長と業界用語「セッシュ」(踏み台)にまつわる逸話についてでした。
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